YAMAHAのYZ65/85でミッションオイルが白濁するトラブルが多く、そのほとんどがウォーターポンプのシャフトシールが劣化しそこからの混入です。
ウォーターポンプのシャフトはエンジン外側からインペラ→シール→ベアリング→シール→駆動ギヤの順で組まれています。インペラ側のシールから漏れてもギヤケース内部にLLCが侵入しないようにベアリングレース部分から外に排出させるサービスホールがあります。(画像の小さい穴がそれです)
ところがこの穴が悪さをします。穴の場所がエンジンの前の下にあります。マディコンディションで走行するとここに泥が堆積します。それを高圧洗車機で洗うと泥水がベアリング側に押し込まれます。そのままエンジン始動すればシールは泥水で攻撃されるのですぐに痛みます。これがメカニズムです。
なら泥水が入らないようにしてあげればいいじゃん!!
ってことで、そこにホースをつけて簡単に泥が入らないようにしてあげちゃいましょう
いろいろ試してみましたがこれが一番コストパフォーマンスがいいと思います。